自己紹介ー親元を離れると現れる数字

 軽い気持ちで親元を離れると後悔することがあります。親との関係が悪くなく、一緒にいるのが不愉快でなければなるべく一緒に生きていくほうが良いかもしれません。

 実家に帰省する機会はおおまかに、”年末年始・GW・冠婚葬祭・(学生であれば)夏休み” 辺りになるのではないでしょうか。

 1年で実家にいる日数を数えると年末年始の数日しかないという人もいるのではないでしょうか。私もその一人です。

 若い頃は「何故母は別れる時泣いてしまうのだろう」「何故もっと連絡しろと言うんだろう」と不思議でした。そういう人は私だけに限らず沢山いるのではと思うのです。

 気付いた時には20代も半ばを過ぎており、久しぶりに会った親は老け込んでいました。

 その頃1年に帰省する日数が1~2日だった私はゾッとしました。

 1年に2日なら両親の寿命が90歳ほどだったとして、残り(両親が55歳だったとして)70日。2ヶ月と少し会えるか会えないかといった所だと気づいたんです。

 子にとって母親の料理は特別です。それも70日しか食べられない。喋る事もそれだけしかない。1年に1日しか帰らないなら1ヶ月しかない。

 本当にそれでいいのかと思った時、自分を振り返って、親の事をもっと知りたいと思いました。自分は親の事を何も知らないまま親元を離れてしまったと気づきました。

 親孝行したい時に親はなしと言いますが、後悔する前に自分をかえりみて生活の改善をしたいものです。

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