物欲で自分と向き合う 人によって執着するものは様々ですが、子どもの頃に親にダメと言われたものに欲を抱く人は多いのではないでしょうか。 飢えに近い感覚でしょうか。憧れでしょうか。理屈ではなく欲しくてたまらない感覚の人もいるかもしれません。これを我慢するのは難しく、我慢できたとしても何かしら心に支障をきたす場合もあると思います。 私は物欲がほぼなくなった時期があります。食欲においても、栄養が満たされていれば問題ないと補助食品やらなどで過ごしていたりしました。ごりごりと精神を削る毎日で経験したいものではありません。 過ぎなければ欲はとても大事なものです。日々の活力と健康を保ってくれる不思議パワーの1つです。 節制は大事かもしれません。けれどそれは目的を持った節制である必要があると学びました。 好きなものを食べたい、好きなものを買いたい、好きな遊びをしたい。好きな人と一緒にいたい。 好きなものを日々の忙しなさで忘れる事もあるでしょう。そんな時、子どもの頃に好きだったものや欲しかったものに思いを馳せてみるのも良いかもしれません。もしかしたら欲の感情を思い出して、少し元気になれるかもしれないので。 自分という存在を忘れないで生きていきたいものです。